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中世の軍隊は遠征先で金銭を支給された兵士が商人から直接食料を調達していました。ナポレオンは「軍隊は胃袋で動く」と考え、食料の補給問題を改善するべく良いアイディアを求めて懸賞金をかけてまで改善を行いました。

現在のコンバットレーションは保存性、携行性を極限まで高めるため、どの国も見た目は似ていますがメニューや娯楽性はお国柄や食文化が色濃くでています。それでは各国のコンバットレーションがどのようなものなのか見てみましょう。

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1.ドイツ
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メニュー:グレープフルーツ果汁の粉末(水に溶かして飲む)、イタリアのビスコッティソーセージ、ライ麦パン、グーラッシュポテト。朝食用にサワーチェリーやアプリコットジャム、お菓子類。

2.カナダ
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メニュー:トスカーナのソース、野菜が入ったクスクス(小麦粉を粒にした粒状食)、鮭の切り身。朝食用にピーナッツバターとラズベリージャム。

3.アメリカ
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メニュー:アーモンド、パウンドケーキ、クランベリー、アップルサイダー、ピーナッツバターとクラッカー、メインディッシュにトマトソースのパスタ。パックに水と専用の薬品を入れることで発熱する食品加熱用の「フレームレスヒーター」がセットなっています。

4.フランス
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メニュー:鴨のコンフィ、クレオール風の豚肉、チョコレートクリームプディング​​、パテ、アヒル肉のカスレ(豆と肉の煮込み料理、シチューの一種)、使い捨ての食品を温めるヒーター、コーヒー数種類にフレーバードリンクの粉。朝食はミューズリーにデュポン・ド・イズニー(メーカー名)のキャラメルを少量。

5.イタリア
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メニュー:アルコール度数40%のコーディアル(リキュール)、粉末のカプチーノ、大量のビスコッティ(スポンジケーキ風の菓子)、パスタ、豆のスープ、七面鳥の缶詰、ライスサラダ、使い捨てのキャンプ用ストーブ。デザートにパワースポーツバー、缶詰フルーツサラダ、ミューズリーチョコレートバー

6.イギリス
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メニュー:タバスコのミニボトル、KencoコーヒーとTyphooの茶葉(共にイギリスの定番ブランド)。チキンティッカマサラ、野菜のパスタ、朝食にpork and beans(豚と豆を煮たものを詰めた缶詰)、リンゴのパックジュース(子供がよく飲む、携行食には場違いとも言える)、お菓子、飴、スナック類がたくさん。そしてティーバッグもたくさん。

7.エストニア
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メニュー:ジャガイモと鶏肉、肉のパテ、ニシンのスモーク、レバーソーセージ。デザートにバニラハルヴァ(ひまわりの種を砂糖で固めたアラブで親しまれているお菓子、バニラ風味)。朝食にミューズリー、フルーツポケット(イギリスに入ってやつと同じ)、蜂蜜。

8.オーストラリア
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メニュー:ジャムを挟んだビスケット、加糖練乳のチューブ、ベジマイト(ビール醸造の副生成物、パンなどに塗るオーストラリアの定番ペースト)、Fonterraのチェダーチーズ(ニュージランドの乳製品メーカー)、ミートボール、唐辛子マグロのパスタ、缶切りがついたスプーン。お菓子類やソフトドリンクがどの国よりも多いのが特徴。

9.デンマーク
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メニュー:アールグレイ茶、トマトソース、豆とベーコン、ビスケット、ラウントリー社のTooty Frooties(フルーツキャンディ)。

9.シンガポール
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メニュー:アメリカと同じ技術のフレームレスヒーターがセット。赤豆のデザート。キノコ、バジル、米の鶏肉料理、四川料理のチキンラーメン。シンガポールのレーションは評価は高いがパックがシンプル。
10.スペイン
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メニュー:ハム、イカのオイル漬け、パテ、緑豆の缶詰、粉末野菜のスープ、桃缶。ビタミンC、ブドウ糖、水の浄化剤、使い捨てのヒーター。錠剤類が多いのが特徴です。

ソース:How The World’s Armies Are Fed In The Field




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