http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1330269157/
「ウィスキーについて適当に話をしたい」より

41UTPZf2GdL

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:12:37.45 ID:gXQBd1Hg0
ウィスキーに関して俺が適当に書くわ

2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:13:21.91 ID:MLrrc6Fq0
どぞ


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6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:14:16.44 ID:gXQBd1Hg0
まずウィスキーが何かということから
当たり前だがウィスキーは酒だ
酒には大きく2種類あり醸造酒と蒸留酒に分けられる
ウィスキーは後者の方だ

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:16:38.71 ID:gXQBd1Hg0
醸造酒は原料を発酵させて作る酒でアルコール度数はあまり高くない
代表的な物はワインやビールなど
蒸留酒はその醸造酒を文字通り蒸留したものだ
この技術は中世の錬金術の発展とともに広まったとされている
液体の中の魂を抜きとると言う風に考えられていたため
蒸留酒はスピリッツと呼ばれている

12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:20:54.59 ID:gXQBd1Hg0
ウィスキーは蒸留酒に当たるわけだが
その元の醸造酒はいうなればビールのようなもの
主に大麦やトウモロコシのような穀類を発酵させた酒を蒸留することで作られている
しかしここまでだとまだウィスキーとは呼ばれない
ウィスキーをウィスキーたらしめる要因は熟成という過程にかかっている

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:20:55.98 ID:b+Az9FL7O
ウィスキーとかマッカランとチョコがあればいいんだよ

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:21:44.11 ID:78HFN5xB0
ぼくはアードベッグが好きです

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:25:02.32 ID:gXQBd1Hg0
熟成とは樽に貯蔵し時間をかけることで色 香り 味を変化させてゆく
熟成のための樽 環境 時間の違いがウィスキーを決定付ける
同じ場所 同じ原料を使ってもこの過程が違えば全てが変わってくる
その違いを楽しむことができる
ウィスキーと同じ蒸留酒の代表としてブランデーがある
これはワインを蒸留したものを熟成させたもので
ウィスキーとは違った風味を楽しめる
ブランデーには明るくないので詳しくは自分で調べてくださいな

18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:28:38.22 ID:gXQBd1Hg0
熟成によって変化することで最も分かりやすいのは色だろう
蒸留したての液体(ニューポットと呼ばれる)は無色透明だ
それが樽に入れて熟成されるほど深い琥珀色へと変化して行く
もちろん色が濃ければ良いというものでもないのだが
見た目でも楽しむことができると言うことがウィスキーの魅力の一つである

20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:33:01.77 ID:gXQBd1Hg0
香りと味に関してはニューポットの状態でもついている
しかし熟成によって作られる香りや味の半分程度だと言われている
すなわちウィスキーは木の香りや味を楽しむそういった酒であるとも言える
味も香りも熟成年数が長いほどアルコールの刺激が弱まり
飲みやすくまろやかになっていくそして樽や環境によって個性が作られる

21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:36:04.09 ID:1bgofZU10
オールドうまいのかあ
今度買ってみよう

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:37:11.68 ID:78HFN5xB0
>>21
ニッカのフロムザバレルを推しておく
コスパで言えばあれはほんと素晴らしい

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:47:29.56 ID:1bgofZU10
>>22
試してみる さんくす
マッカランはうまかったけどちょっとお高いですね

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:38:54.60 ID:jVV3usbLP
オールドとか角とかって日本のウイスキーの黎明期からあるから
お手軽に買える値段では日本人の好みに合う味だからこそ今も生き残ってるんだろ。
いきなり妙なスコッチとかに手を出すよりは最初に試す分にはいいと思う。

24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:40:07.59 ID:gXQBd1Hg0
ウィスキーと一言に言ってもいくつか種類がある
製造法として大きく分けて二つ
モルトウィスキーとグレーンウィスキー
前者は大麦麦芽のみを使用し単式蒸留という方法で作られる(こちらの方が手間がかかる)
後者は大麦麦芽以外を主原料とし連続蒸留という方法で作られる
一般にモルトウィスキーの方が高価で複雑な味や香りになる
これら二つをブレンドされたウィスキーはブレンデッドウィスキーと呼ばれる

25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:45:01.55 ID:gXQBd1Hg0
ブレンデッドウィスキーは安価で大量生産に向いている
代表的なブレンデッドウィスキーは角やブラックニッカ バランタインなど
モルトウィスキーのみを使ったウィスキーはシングルモルトと
モルトウィスキー同士をブレンドしたヴァッテッドウィスキーに分けられる
代表的なシングルモルトは マッカラン 山崎 など
ヴァッテッドの代表は 竹鶴 ジョニーウォーカー緑ラベル など

27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:50:05.13 ID:gXQBd1Hg0
ウィスキーの産地としてトップ5は5大ウィスキーと呼ばれている
スコットランド アイルランド アメリカ カナダ 日本
の5カ国である
余談だがインドはこの5カ国に次ぐ生産量であり消費量では世界1だったりする
ウィスキーの中心とも言えるスコットランドから紹介したい

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:55:10.42 ID:CO0Am2Tg0
日本もトップ5なのか へぇ・・

29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:00:25.10 ID:gXQBd1Hg0
イギリスの中部から北部を占めるスコットランドで作られるウィスキーは
スコッチと呼ばれてブランドとして確立されている
地形 気候の違いにより作らる場所によって個性が違いそれらの違いを楽しむのが通
ウィスキーの歴史としては中世に蒸留技術が伝わり家や教会ごとに蒸留酒を作っており
後に酒に税が課せられた時には密造し樽に貯蔵し隠したことにより
熟成されたウィスキーが誕生したという

30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:04:08.15 ID:gXQBd1Hg0
いくつかの地域に分けられてひとまとめにされているものの
やはり蒸留所ごとに個性がありそれらに根強いファンも多い
ウィスキーの聖地とされ現在も生産が盛んな地域として
アイラ島が挙げられる
ピート(泥炭)がよく取れその香りを多く含んだウィスキーが多く
代表的なシングルモルトとしてアードベッグやボウモアといった銘柄がある

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:06:51.95 ID:Y/l5m43n0
昨日グレンリベット買ってきて飲んだ
美味しかった

32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:09:07.18 ID:78HFN5xB0
ラフロイグが思ったよりピート臭くなくて意外だったな

33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:09:10.84 ID:gXQBd1Hg0
正直この島だけでも十分話が出来るぐらいのポテンシャルなのだが
色々紹介したいので割愛します
次にアメリカのウィスキーについて紹介する
アメリカのウィスキー生産はほぼ一点に集中している
それがケンタッキー州である
理由として税金を逃れるため西部へ開拓しに来たこと
この地の水が酒造りに最適なこと
バーボン郡から出荷のルートがあったこと(このためバーボンと呼ばれる)
などが挙げられる

34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:13:35.95 ID:gXQBd1Hg0
アメリカのウィスキー バーボンウィスキーと呼ばれるが
特徴として大麦のほかにトウモロコシが多くつかわれていることが挙げられる
また熟成に使われる樽は新しく作られた樽を使っている
この樽は一度熟成に使われた後主にスコットランドで再利用されている
これらの特徴のためか全体的に香りも味も甘めの印象を受ける

35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:19:51.56 ID:gXQBd1Hg0
ケンタッキー州の隣の州テネシー州でも一部生産が行われており
ろ過を行うと言うアイデンティティを持っているためか
テネシーウィスキーと言われている
その代表がジャック・ダニエルであり世界的に見ても生産量が多いウィスキーである
バーボンウィスキーの代表としては
馬のキャップとカットの入った瓶が独特なブラントンがあり
全てが一つの樽から出したウィスキーである(シングルカスクと呼ばれる)
七面鳥がトレードマークのワイルドターキー
赤い蝋封のメーカーズマークといった銘柄が有名である

36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:21:30.28 ID:onmWZ7bJ0
ツマミの情報も知りたいス

38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:23:25.58 ID:gXQBd1Hg0
>>36
銘柄によるけど
チョコレートやチーズが合うって言われてるよ
自分はジャーキーとかカルパスとかウィンナーとか肉系もよくおつまみにしてるよ

37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:22:48.89 ID:i5y+wYRK0
泥炭使ってなんやかんやしたウィスキーうまかった

39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:24:10.63 ID:fGeUdL4s0
俺じいちゃんがよくくれるサントリーオールドしか飲んだことねー

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:24:20.66 ID:i5y+wYRK0
つまみは燻卵最高
醤油漬けしてからがなお旨い

41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:27:57.91 ID:gXQBd1Hg0
次は日本のウィスキーについて
日本にウィスキーが入ってきたのは明治の初期
岩倉使節団が持ち込んだと言われている
その後しばらくは輸入に頼るしかなかったのだが
ウィスキーに魅せられた男がいた
それが竹鶴政孝氏だった

43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:30:39.58 ID:uYXdJog/0
ヘネシーってどうよ

46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:37:12.66 ID:gXQBd1Hg0
>>43
それウィスキーちゃう
ブランデーや

44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:33:59.26 ID:gXQBd1Hg0
彼は現在の大阪大学工学部で醸造の研究をし
卒業後酒造メーカーに入り洋酒について研究
出張でスコットランドへ赴きそこでウィスキーについて学んだ
この間にイギリス人をお嫁さんにもらっちゃうリア充だったりするけど
ものすごく真面目にウィスキーのことを研究していた
そして日本に帰ったのだった

45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:36:08.18 ID:8kuzQ0JC0
ウイスキーとブランデーって何が違うの?

46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:37:12.66 ID:gXQBd1Hg0
>>45
穀類の酒を蒸留したのがウィスキー
果物類の酒を蒸留したのがブランデー

48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:43:16.68 ID:gXQBd1Hg0
ワインメーカーとして成功した寿屋(現在のサントリー)
その創業者鳥井氏は蒸留所を作るため竹鶴氏の協力を求めた
それによって山崎に蒸留所が作られた
そして初めて本格的な国産のウィスキーが生産されるようになった
しかし最初の方は売れ行きが悪く
二人の理想の違いもあって竹鶴氏は寿屋を離れることになる

49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:44:38.94 ID:E9KZJw8Z0
シーバスが値段手頃でちょうどいいうまいし

50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:50:15.89 ID:gXQBd1Hg0
竹鶴氏はスコッチを目指していて理想を常に追っているタイプだった
鳥井氏は経営者としての役割もありより安価でより普及させるような
比較的現実的なタイプだった
今から考えればどっちも正しかったんじゃないだろうか?
実際両方とも最終的に同じ様な方針を取るようになったと思う
ちなみにサントリーでは竹鶴氏のことは黒歴史になってるし
ニッカでは竹鶴氏のサントリー時代のことについては触れていなかったと思う

51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:53:28.40 ID:gXQBd1Hg0
ともあれ竹鶴氏は理想を実現するため北海道に蒸留所を作った
大麦が生産出来てピートがあって冷感な気候というまさにスコットランドと同じ条件だったから
ウィスキー熟成中の間リンゴのお酒を作ったりしてしのいでいた
このため大日本果汁株式会社(現在のニッカ)という会社名になっている

53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:01:35.94 ID:gXQBd1Hg0
その後両社とも戦争において嗜好品を提供するという役目があったため
生産に大きな影響をあまり受けなかった
そのため終戦直後からウィスキーを売りだすことができた
サントリーはトリスやオールドといった安価なウィスキーを大量に販売した
ニッカも遅れたが安価ながら品質を保つという竹鶴氏の信念の元販売を行った

54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:03:08.57 ID:78HFN5xB0
大体ウィキペディア丸写しだろwww
おいらは断然ニッカ派です

57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:08:32.73 ID:gXQBd1Hg0
>>54
ウィスキーについて書こうと思ったら大体ウィキと被っちゃうと思うんだが
自分もニッカ派だな判官贔屓なのもあるけど
値段以上においしいと感じるんだよな

63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:23:47.07 ID:sKOzVmYv0
命の水=ウイスケベサ→ウイスキー
ってキートンさんが言ってた

66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:58:48.66 ID:cAOJOF/k0
>>63
ウォッカもアクアビットも命の水だ
命の水マジ万能

64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:30:57.72 ID:gXQBd1Hg0
その後今に至ってるわけだけど
日本のウィスキーはサントリーとニッカの寡占市場になってる
サントリーは自社のシングルモルトや外国のウィスキーの輸入や蒸留所の買い取り
とかを行って安価だけでなく高級な方面にも手広くのばしている
ニッカも自社のシングルモルトを磨くとともにより多くの人に飲んでもらえるよう安価で品質にもこだわったウィスキーを作っている

67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 03:00:40.58 ID:onmWZ7bJ0
飲みたくなってきたお



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